就労ビザとは?

日本で働くために必要な資格

■就労ビザとは何か?

就労ビザ=報酬を得て働くことが認められた在留資格の総称です。  

法律上は「ビザ(査証)」と「在留資格」は別ですが、実務では働ける在留資格をまとめて「就労ビザ」と呼びます。

ビザ(査証):日本に入国するための推薦状(海外の大使館が発行)

在留資格:日本でどんな活動ができるかを定める資格(入管が発行)

就労ビザ:在留資格のうち、報酬を得て働くことが許されるもの

 

 
■日本の就労ビザ全16種類

日本の就労ビザは、職種や活動内容によって細かく分かれています。
まずは、全16種類の一覧表で全体像を確認してみましょう。
カテゴリ ビザの種類
(在留資格)
主な対象職種 ポイント
一般企業系 1. 技術・人文知識・国際業務 エンジニア、営業、通訳、事務

最も一般的
大卒以上が基本

2. 特定技能

飲食、介護、建設、製造など 人手不足の現場業務が可能
3. 技能 調理師、職人、スポーツ指導者 熟練した実務経験が必要
経営・転勤系 4. 経営・管理 社長、役員、工場長 資本金や事業所要件あり
5. 企業内転勤 海外支店からの転勤者 学歴要件なし
教育・研究系 6. 教授 大学教授、准教授 大学等の教育機関に限る
7. 教育 小・中・高校の語学教師 正規の教育機関での採用に限る
8. 研究 公的機関や企業の研究者 独自の研究活動を行う
専門資格・医療系 9. 介護 介護福祉士 日本の国家資格が必須
10. 医療 医師、看護師、歯科医師 日本の国家資格が必須
11. 法律・会計業務 弁護士、公認会計士、税理士 日本の国家資格が必須
特殊・その他 12. 興行 歌手、俳優、プロスポーツ選手 報酬額や会場規模に規定
13. 芸術 画家、作曲家、写真家 芸術活動だけで食べていけるか
14. 報道 海外メディアの記者 外国報道機関との契約が必要
15. 宗教 宣教師 外国宗教団体からの派遣
16. 技能実習 実習生 ※制度変更(育成就労)予定

■あなたの就労ビザは?

以上が就労ビザの種類になります。

上記の表に含まれている職業の外国人の方は、該当する就労ビザを取得することができます。
一方、上記の表に含まれていない職業(例:保育士、ネイリスト)の方は就労ビザを取得できないので、注意が必要です。そういった方は、就労制限が無い身分系のビザ(永住ビザ、定住ビザ、配偶者ビザ)を持っていないと、日本でその職業に就いて、働くことはできません。

就労ビザが「難しい」と言われる最大の理由は、必要書類の多さと審査基準の不透明さです。申請には学歴証明、職歴証明、雇用契約書、会社の決算書類など多数の書類が必要で、記載ミスや整合性の不足があると不許可になることが多いとされています 。

さらに、審査基準は公開されておらず、どこを補強すべきか判断しづらい点も難易度を上げています。入管から追加資料を求められることもあり、日本語での対応が必要なため、外国人本人が自力で進めるのは負担が大きいと指摘されています

また、就労ビザにはたくさんの種類があり、自分がどのビザに該当するかよく分からないという方もいらっしゃると思います。そのような場合は、お気軽に当事務所にご相談ください。

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